urema 歌詞

神戸市立海老公園

混じり合う線の上にいたって ぼくらはもう覚えていない 同じ場所 同じ時間に 何度も話したこと ぼくらは知っていた 繰り返すこの瞬間 何も出来なかったんだ いつも同じように 小さなことに気付いた 景色として理解した 子守唄をうたってよ いつか空を跳ねた …

笑う

どうしたっていつかわからない写真と 後頭部から落ちるイメージ 空がスクリーンになった 輪郭のない 実態のない世界 スピーカー 宙に 止まる粒子が包んでいた 影が伸びていく 視界が壊れて夢になったんだ こわいものはみたくない 水が飲みたいんだ 光があふ…

チルクラブ

私がここにいること 本当は誰も知らない 言葉が螺旋につらなる 通り抜けていく 今 魔法が溶けていくこと そこにはもうなにもないこと 深く追う 平気だよ ぼくらは深く潜った 私 きみと ピンクの象が リンゴ食べる庭を みてみたかった それがこの世界で一番美…

二月

赤い目 手のひら 冷たい汗 視界が奪われる うずくまった 視界が俯瞰する 死に向かう夢 時間も 記憶も さようなら 手をつねって もうわからない 目が醒めるまで ずっと 笑ってた 目を醒ましたらもう戻れない ぼくはどこにもいられない

彼の魔法の国

手でつまんで燃やして遊んでいた 終わらないと思っていたんだっけ デジタルの記憶の坩堝 放り込まれた 画面のなか 荷台を引くライオンにぶつかった ぼくらは溺れていく 夢のように ぼくらは溺れてしまう 夢が醒めたら さむい日だった さむい日だ もう誰もい…

瞬きをしないで見ること/閉じたあとも

ぼくは全部忘れた 目醒めるまえに全部忘れた ぼくがさっきみたこと 忘れるまえにきみに話さなくちゃ それがきれいなものか こわいものか もうわからなくなっていた いつかは触れられそうな 恐怖も懐かしさも 扉の開きかただって ぼくは全部忘れた