チルクラブ

私がここにいること

本当は誰も知らない

 

言葉が螺旋につらなる

通り抜けていく

 

今 魔法が溶けていくこと

そこにはもうなにもないこと

 

深く追う

平気だよ

ぼくらは深く潜った

 

私 きみと

ピンクの象が リンゴ食べる庭を みてみたかった

それがこの世界で一番美しいものだと

信じていたの

 

ぼくはぼくのことを受け入れることが出来ずに

足を震わせながら

ここではないどこか

どこにもない場所にいた

 

もう何も触れられない

誰もいないところで待っている

ぼくらはね

きっときれいなままで

 

私 きみと

ピンクの象が リンゴ食べる庭を みてみたかった

それがこの世界で一番美しいものだと信じていた

 

海老を食べてこの絵を描いた

ふたりしか知らない恐怖と優しさ