MY ENDROLL

イカサマはもう止めにしようかな

気持ちに従えば君のことをずっと

ずっと見ていたいんだ

君はよく肌触りを気にして

「全部透けてしまえばいい」

そんな事を呟いて袖通すブラウス

君のためにうたう

なんて素敵じゃないけど

君が笑うなら

そういう事でもいいや

近付きたいな

ずっと前から本当は気付いていた

だけど僕は君を壊してしまうのが

とても怖かった

ぎこちなく居心地の良い狭さ

あの町のあの部屋で君を抱き締めたら

赦された気がした

君は笑ってくれた

君のためにうたう

今は素敵じゃないけど

君が笑うなら

愛じゃなくてもいいや

エンドロールの途中だけど

少し重い扉を開けて続きを見に行くの

どこにも行ったりしない

だけど近くにもいない

君のためなんかじゃない

君のせいなんかじゃないさ

約束の糸を切ってしまう時には

君のためにうたう　ちゃんと聞こえたらいいな

君のためにうたう

やっぱ素敵じゃないけど

君が笑うなら

もうそれでいいや

遠回りしてきた

それも報われていくsong

our ENDROLL