ランドリー

雨が止まないから古いランドリーに行った

洗濯機は全部故障中 乾燥機だけ使えます

 

ぐるぐる回る洋服を眺めて

意味もなく虚しいなんて思えてきて

 

十分じゃ乾かない もうワンコイン投入だ

がたがたの椅子に腰かけて プールの匂いに包まれる

 

ぐるぐる回る毎日を暮らして

意味もなく虚しいなんて思えてきて

 

気付かないうちに一日は終わる

待ち焦がれる日はなかなか来ない

もう少しなんだろうけど

 

ぐるぐるぐるぐるぐるぐる回る体内のアルコール

意味もなく思い出なんか連れてくる

 

気付かないうちに一日は終わる

待ち焦がれる日はなかなか来ない

もう少しなんだろうけどね

 

明日晴れたら何か変わりそう

明日晴れたら何か変わるの

明日晴れたら何か変わりそう

明日晴れたら何か変わるのかな

chandan

明日の天気はよくない気がする

雨降りカミナリすべて終わり

いつでも心は笑っていたいのに

心で泣いてて顔で笑う

 

いつまでたっても子供じゃないからわかったふりはもうやめて

一生物の嘘を吐き続ける事こそ愛の本質さ

 

明日の天気はよくない気がする

雨降りカミナリすべて終わり

いつでも心は笑っていたいのに

心で泣いてて顔で笑う

 

何にもないのに虚しくなるのは何にもないからなんだろう

感情論を鼻で笑ったなら感情的な人間さ

 

もうあんたは要らねえ もうあんたは嫌い

そうやって誤魔化してきたんだろ

お馬鹿だね

チャンダンなくなったら 死んでしまおうか

そんなに辛いわけでもなくて

哀しい夜に歌をそっとうたうのさ

 

恋してなくてもキスはできるし

今さえよければ後腐れなし

愛してなくても重なり合って

明日の孤独に知らん顔だ

 

自分嫌いとか公言するのは逆の言葉が欲しいからかい

満たされる事に満足しすぎて人を不満にさせるんかい

 

もう明日は要らねえ 一寸先は闇だ

そうやって強がってみせるのは

飽きちゃった

もしあんたも同じで 汚い本音たちを

ふざけた言葉で包み込んで

嘘ついて疲れたなら一服すりゃいいよ

 

もうあんたは要らねえ もうあんたは嫌い

そうやって誤魔化してきた日々は

もう要らない

もう愛しか要らねえ そうなっちゃ駄目かい

強く抱いて君の首を絞めながら

愛の歌をずっと探してる

 

明日の天気はよくない気がする

雨降りカミナリすべて終わり

いつでも心は笑っていたいな

フラッシュバック

壊れてしまうのさ 愛とか優しさも

だけど僕たちが 求めるのは永遠だ

 

何事もない顔して ふらふら帰る

 

時計の針がほら 左に回っているよ

そうそれはつまり フラッシュバックだよ

 

あの時見失った君が あれ、目の前にいる

 

どうして今になって 君を笑わせてあげたいな

あの時の僕には 何も出来ない

 

どうせ変わってしまうから 投げやりに歌え

安っぽいギターに 安っぽいディストーション

 

奏でるメロディも 安っぽいけれど

 

伝えたいのはひとつ あなたへの愛だけ

伝わらないのなら 僕は何なんだ

 

時は流れ いつもの公園

時を忘れて 笑い合ったろ

 

君が泣いている朝 僕は何も出来なくて

悔しくて泣いてたら いつの間にか君は泣き止んでた

 

ずっと笑っていられたらそれは素敵だろう

thank you so much

前ならえして決められて 優しくされて図に乗って

つつましく生きて騙されて 訳も分からず年をとって

 

thank you so much ようやくわかった気がするよ

一生懸命考えないほうがいいんだね

thank you so much ようやくわかった気がするよ

テレビも本もパソコンもあてにならないよ

 

見たいなら聞きたいなら外に出ればいい

言いたいなら知りたいなら外に出ればいい

 

意味のない言葉羅列して カリスマ気取りがそこかしこ

お洒落に社会不適合で 冷めたふりして本当の所はどうだい

 

thank you so much ようやくわかった気がするよ

一生懸命考えないほうがいいんだね

thank you so much ようやくわかった気がするよ

テレビも本もパソコンもあてにならないよ

 

見たいなら聞きたいなら外に出ればいい

痛いなら死にたいなら外に出ればいい

 

thank you so much 電車の中で何となく気付いてしまった

自分以外の世界にはみんな興味ない

thank you so much 想像力を排水溝に垂れ流したら

蛇口から流れる常識を呑もう

トレジャーランド

眠らないと言いつつわりと寝る 不眠症気取りの歓楽街

起きているエリアの醍醐味は ワンナイトラブ狙う彼、彼女

 

均等に整った髪型に大した意味なんてありゃしない

「化粧が落ちるから顔洗わん」シャワーの意味なんてありゃしない

 

夢を見ていた時は汚い場所だと思っていた

夢が終わってみればむしろ居心地が良くなっていた

 

謳い文句と違う店内に 悪い予感が的中する

胸中察され呼び名変わる 「お客様」から「お前」に変わる

 

生きるためには仕方ないけど生きるのに意味なんてありゃしない

消耗と生産のルーティンで死んでる暇なんてありゃしない

 

夢を見ていた時は汚い場所だと思っていた

夢が終わってみればむしろ居心地が良くなっていた

 

忘れたことすら忘れ

生まれ変わるなら心が無いものがいい

かえる場所をなくして

さみしいとか言うタイミングは無い

 

夢を見ていた時は汚い場所だと思っていたけど

夢が終わってみればむしろ居心地が良くなっていたんだ

 

並べられた個室に籠る様 保健所で見た光景さながら

選べる選べないその違い 幸か不幸か前者を生きてる

 

未来

僕の部屋のドアを開けたら君が立ってた

中途半端に散らかった部屋で一緒にテレビ見よう

 

今夜

二人でお風呂に入ってさ

二人でセックスするんだ

二人で同じ夢見てさ

二人で朝ごはん作ろう

君と僕は二人きり

そのために僕らは生きているんだ

 

君が犬みたいに甘えたら僕は嬉しくて

君を一口で飲み込んで僕の体の一部にしたいよ

 

二人でコンビニ行ってさ

二人でカップ麺食べよう

二人でゴミ出しに行ってさ

二人で手繋いで帰ろう

君と僕は泣き笑い

それだけで僕らは幸せなんだ

 

小さな夢いっぱい作ろう

君は僕の夢なんだ

君は僕の愛なんだ

 

二人で年をとってさ

二人で地図を作るんだ

二人でゴミ出し間違えて

二人で何かを守っていこう

 

二人でお風呂に入ってさ

二人でセックスするんだ

二人で同じ夢見てさ

二人で朝ごはん作ろう

君と僕は回ってる

君と僕は泣き笑い

君と僕は二人きり

それだけで僕らは幸せなんだ

 

幸せなんだよ

手紙

聞こえても返事はしなくてもいいよ

それが僕にとって正しい事のような気がしてるだけだけど

憶えてるかいあの夏のいろんな出来事

君が運命だと笑ったのは実は用意周到な僕の仕業さ

 

つらいこと考えないように

悪い夢がすぐ逃げるように

君には嘘をつかないように気をつけた

 

気付いたら君がそばにいて

哀しみはなかった

いつの間に表情なんかも

近づいていった

 

そういえばさ最近思うんだけれど

君も僕もきっとただの寂しがり屋の甘えん坊で

でまかせくらいならいくらでも口から出るのさ

そんなもの要らないって分かってたけど僕にはそれしか出来なくて

 

両手を合わせて抱き合って

辛いのは今だけと言い聞かす

何かおかしい感じ解決しないまま

 

気付いたら太陽沈んで暗くなってた空

君の笑った顔、泣き顔

見えなくなった

 

ふざけて嘘ついたら本当になって

追いつけないまま焦りまくって

転んで擦りむく傷から染み出る

ほころび飲み込みお腹を壊して

傷つけるけれど治し方知らない

自然治癒力じゃ全然足りない

さよならして泣いたら朝になってたけど

 

 

気付いたら涙も止まって

哀しくもなかった

その程度?

その程度なのか

何をやってんだ

毎日をやり過ごしていても期待してしまうから

出し損ねた不燃ゴミを燃えるゴミの日に出した

 

あの時の言葉も抱いてた夢も

罪になって罰を受けた

君が今幸せならいいな

日曜日

僕は人間 羽は無い

僕は人間 感情がいっぱい

君も人間 同じ生き物

君も人間 なのにどうして

 

違ってしまうのかな 分かり合えないのかな

 

雨降りの日曜日 僕たちの休みの日

 

僕は人間 夢を持ち

僕は人間 沢山諦める

君も人間 色々あるよな

君も人間 生活を見ると

 

生きていくのは辛いな 生きてることはありがたいな

 

雨降りの日曜日 僕たちの休みの日

器用なふりして平気な顔 大した事無いと呟いて

 

居場所が無いなんて嘆かないで

納得出来なかったとしても

君は君以外にはなれないし

僕も僕以外にはなれそうにない

 

雨降りの日曜日 僕たちの終わりの日

いつかまた会えるなんて 気休めは要らないよ

前を向いたら君の顔も忘れた

 

僕は人間 羽は無い

僕は人間 感情がいっぱい

君も人間 昨日を忘れるのは

君も人間 明日を見たいから

さよならイエスタデイ

もっと上手に僕を騙してよ 真実はたまに痛すぎるから

 

きっと本当は分かっているんだよ 生活に呑まれて甘えてるだけ

公園でカフェラテを飲んでたら

思い出したくない昔の話 少しだけ赦せる気がした

 

さよならイエスタデイ 心貧しくなったときは

いつだって君を思い出しているのさ

さよならイエスタデイ 夜が明けたら列車になろう

走ろうぜ さよならイエスタデイ

 

「知りたくなかった事が グルグル頭を回る

僕も君もあんたもあいつも 大して変わりはしないのに」

 

うるせえ! 明日は今日より素晴らしいのさ

街に人が溢れすべてを分け合っている

 

さよならイエスタデイ 心貧しくなったときは

いつだって君を思い出しているのさ

さよならイエスタデイ 朝になったら映画を見よう

笑おうぜ さよならイエスタデイ

ゴースト

もしも死んでしまったら霊になって

今は守れてない君のこと守りに行くよ

もしも死んでしまったら霊になって

君の不安や寂しさをちょっと拭いに行くよ

 

他の誰にも見えないから話しかけなくてもいい

壁抜けちゃうし体浮いてるし

でもそばにいるから

 

僕はゴースト 君に会いたいよ

僕はゴーストになって 君に会いに行く

 

もしも死んでしまったら霊になって

君の疑問の答えをちゃんと考えにいくよ

 

他の誰も信じないから僕のことは秘密でいい

いつか透けてない人に恋をした時は

そっと消えていくよ

 

君を連れてってしまいたいけど 僕の腕は何も掴めなくて

君の手を引くことは出来ない だから笑って

せめて笑ってよ

 

僕はゴースト 君に会いたいよ

僕はゴーストになって 君に会いに行く